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2014年3月25日火曜日

あたたかい日曜日でした

日曜日は、シャツ展『耕す人々』4日目、ヨハクさんにて在廊させていただきました。
来ていただいたみなさま、売約いただいたみなさま、ありがとうございました。


100年以上前、広大な土地で日々作業に励んでいたフランス農夫たちが身に纏っていたのは
暮らしへの心配りから生まれた機能的な日常着でした。
それらはとても魅力的で、ひとつひとつに意味があり、当時の風景を感じさせてくれます。
そんな『かつての日常着』を『今の日常着』として楽しんでいただけるようなシャツに仕上げました。


少しずつご紹介:::

衿が取り外し可能なイカ胸切替のシャツ。
たくさん服を持つことができなかった当時、
少しお出かけする時には衿を付け、普段の
生活ではスタンドカラーで作業着として。。
 F-1(Msize)・・・桜の枝 鉄媒染(手前)
F-3(Msize)・・・栗の枝 鉄媒染(  奥  )
*M、Lの2サイズ展開 linen 100%



かつての暮らしを考えた時、昔の人々は防虫の意味で染めていたかもしれません。
もしくはおしゃれを楽しむために染めていたかも!?とたどりつき、
今回は草木染めに挑戦しました。
時期的に、剪定と重なった栗と桜の枝に、タマネギの皮。
それらを大きな鍋でグツグツと煮出します。
染料を繊維に定着させる工程として鉄媒染にしました。
(一部鉄媒染していないものもあります)
鉄媒染をすると、渋くてグレーがかった色味に染まります。
合成染料では味わえない、自然ならではの色合いを感じていただけることと思います。


展示はあと2週間。ぜひぜひお越しくださいませ。

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